「美ら珊瑚:ちゅらさんご」の説明

2011.3.9|カテゴリー「木の家(小国杉の家)」|投稿者 福井綱吉

いつもご愛読いただきありがとうございます。

去年の4月ごろ、沖縄で塗り壁を製造されている工場をある方に紹介されました。

元来、ものづくりが好きで、尚且つ、沖縄好きな私は、風化造礁珊瑚による塗り壁はその工場にも製品としてあったのですが、私なりの和テイストの塗り壁をオリジナルとしてつくりたくって・・・・・そこから半年悪戦苦闘・・・そうして出来上がった塗り壁が「美ら珊瑚」です。

そうして名付けた「美ら珊瑚」。。。こんな感じで出来上がりました。

塗り壁『美ら珊瑚:ちゅらさんご』

沖縄の美しい海と砂浜を見ていて考えました。

こんな砂で塗り壁ができないものかと・・・

浜にある砂は風化造礁珊瑚(珊瑚の殻や粉)や貝殻がほとんどです。

パートナーとなった沖縄の工場の社長は「風化造礁珊瑚には人工的な顔料で色を付けたくない!

沖縄の山や海にある素材で色を付けたいと・・・」

そこで、まず素材として使ったのが風化造礁珊瑚です。

日本人が壁というと「入洛壁・じゅらくかべ」を思い出しますが、手や体が当っても入洛壁と違ってボロボロと落ちない素材、感覚的にもう少し細かくして、パウダー状の粉体も混入し、そのままの色で仕上げた塗り壁を『美ら珊瑚・ナチュラル』と名付けました。

その他にも、トラバーチンと炭酸カルシウムを混ぜた白っぽい壁、国頭マージ(本島北部の赤土)や島尻マージ(本島南部の赤土)、沖縄の赤瓦、泥パックで耳慣れた沖縄の海のそこにある泥岩のパウダーなどを混ぜた色・・・合計6色を基本色として開発しました。

風化造礁珊瑚は多孔質な素材ですから、 調湿効果や脱臭、消臭効果も良く、常に呼吸もしている沖縄発の自然の塗り壁です。