ホンモノの木の家づくり

2011.3.30|カテゴリー「木の家(小国杉の家)」|投稿者 福井綱吉

被災地では急ピッチで、合板で固めた仮設ハウスの着工が始まっています。

合板=頑丈・・・?そんな国の定めた掟で、全国の合板工場や流通までも統制して今、被災地優先で合板出荷が進められているようです。

けど、本当は、合板ハウスのような樹脂で固められたストレスの溜まるハウスよりも、被災地でも山沿いに多くある製材所でできる無垢の木を活用した木の家づくりを仮設ハウスに採用したらどれだけ多くの人たちに喜ばれることでしょう!

人の心や視覚、触覚、嗅覚に心地良い刺激を与えられる無垢の杉や桧、被災地の人たちに、せめて室内にこもっている時だけでも・・・特にお年寄りには実に安らぎを与えられるのに!

分厚い杉の板は暖かいし、柔らかいし、刺激臭もしないし、良いことずくめなのに・・・壁や天井にでも心地良さ最高なだけに残念でなりません!

無垢の木ではなく、合板を統制するものですから、都市部の住宅現場から合板が消え、建築が進まない・・・そんな嘆きも聞こえます。

決して中期的には足りないことは無いのですが、一部の会社の買占めなどによってエアポケット的に市場には出回らなくなっています。

KJ ワークスでも、合板を使わないと規定に沿わない建物(長期優良住宅)以外は、無垢の木を上手く使った合板使用率ゼロの建物も今計画中です。

ただ、被災地で言えば、私の知る岩手県の製材所やプレカット工場は太平洋側の沿岸部寄りに点在していて、かなりの震災被害も出ていますから、一概に製材所から何でも出荷可能とは言えません。

けど、東北や北関東には数多くの木材加工場もあって、こんな時こそ、国内の木材を緊急活用する手立てを行政として指導して欲しいものです!

今からでも間に合うのですから・・・こんな時こそ、政治家の力が大事なのですけどね〜〜!