人それぞれの木の家づくり

2011.1.10|カテゴリー「木の家(小国杉の家)」|投稿者 福井綱吉

いつもご愛読いただきありがとうございます。

KJ WORKSにお越しいただくお客様の場合、敷地が既にある状況で建てる木の家づくりでは、暮らしの器であるお家を家族の暮らし方や生き方に沿って一からその空間づくりを進める場合が多いものです。

こうした木の家をKJ WORKSでは『木想家』と呼んでいます。

ところが、土地の調達から家づくりをはじめる場合、土地でかなりの予算枠が取られて、中々建物に使える予算にはかなりの制限が出てきます。

そこで、KJ WORKSには『木想家』には違いないのですが、もっとコンパクトでリーズナブルに木の家づくりが完結し、工期も3ヶ月以内と早く仕上られる『E-BOX』があります。

建物本体で考えると『木想家』より20%も割安な価格です。

元来の『木想家』と同様に、外壁下地には構造面材としての構造倍率4倍の呼吸するバーミキューライトの構造面材「Moiss」を採用し、3地域や4地域では自信をもって最高にお勧めできるセルローズファイバー断熱材「ダンパック:王子製袋」を採用。床板ももちろん、無垢のフローリングで、壁天井にはローラー漆喰を採用するなど全く設えは変わりません。

ただ、E-BOXの場合、建物の外皮と天井を面状な強固な形状にする為に、吹抜けやロフトに制限が出てきます。要するに、総2階の器やそれに下屋をプラスした器の中を自由設計する形なんです。

ですから、一から空間を積み重ねて家づくりを楽しみたい方にはちょっと、ストレスが溜まると仰る人もおられます。

昨年の11月から打合せをしてきたAさんは、土地探しから家づくりをはじめられた方で、ご他聞にもれず土地に多くの予算が費やされ、建物へのお金が厳しい方でした。

ですけど、ご夫婦とも暮らし方やこだわりがかなりあって、とてもE-BOXは最初からお勧めができない感じで、まずは自由設計の『木想家』を提案することにしました。

当然、予算は一致とは程遠く・・・建物を小さく絞っても、こだわりや暮らし方は圧縮できず、3案を引き続き考えたのですが、それでもかなり予算の一致点には到達できず・・・今日はE-BOXを提案して総予算を500万円絞りました。

予算的にはかなり近づいたものの、何か気持ちの一致ができない・・・

結果、どうなったのかといいますと、それでも『木想家』に戻して、予算のアップ額を400万円まで絞り・・・・・『木想家』を楽しみつくり上げたい!そういう結論となりました。

・・・暮らし方や生き方によって、空間の考え方は人それぞれなんですね!