現場実測で思うこと

2011.1.22|カテゴリー「木の家(小国杉の家)」|投稿者 福井綱吉

いつもご愛読いただきありがとうございます。

現状の建物やお店、事務所ビル、マンションの部屋のリフォームやリノベーションを依頼され、スケールとカメラを持って現場実測に出向き始めたのはもう35年近くも前からです。

当時は、現場で写し取ってきた実測図を元に手書きで現状図を描き、それから、提案プランを・・・これも手書きでT定規を使って描き続けたことを思い出します。

測ってきた寸法を足し算すると全体寸法が合わない・・・何度も電卓をたたいて、それでも一致せず、悩み・・・最後はどこかでで帳面合わせをして完成させる!?

そんな手書き図面が全ての時代が25年ほど続き、CAD化し始めたのはほんの10年程度前です。

その頃になりますと、KJ ワークスの家づくりのほとんどが新築物件ばかりになって、せいぜい私が描くのはインテリアや家具キッチン程度となっていたのですが・・・・・

ここ5年ほど前からまた、リフォーム&リノベーションの志事が増え始め、手書きの必要性に迫られ始めました。

  あたり前の手書きが褒められます・・・

古い建物で図面が無い物件や中古物件のために図面が手元に無い、30年程度前の中古物件となると、建築確認申請受理証に添付された図面と現実の建物が全く違う物件など、基本は全て手書きによる実測が必須となっています。

そして、最近では私だけでも毎月2〜3件の実測に現場へ出ます。

古き良き時代の勲章が今に役立っている・・・パソコン・・・マウス慣れした若い世代のスタッフには中々まともな手書きの実測図面が描けませんが、これだけリフォーム需要が増え始めると、手書きを教える志事がまた増えそうです!