敷居と床仕上げでわかる田舎間のカタチ!

2011.2.8|カテゴリー「木の家(小国杉の家)」|投稿者 福井綱吉

いつもご愛読いただきありがとうございます。

今日、出かけた滋賀県内の大型改修工事の建物2階内部の床部分です。

昔ながらの造りですから、2階は寒いし、暑いし・・・

今日は外部の温度が昼間10度ぐらいなのに、中では6度か7度。。。ほんと、寒い家です。

 中途半端で危ない段差です!

そんな家の2階、ご覧の写真。右は改修しないまま使われていた畳の間で、右は畳の間を洋間にリフォームして使っている部屋です。

洋間にリフォームしたと聞かなくても敷居でわかります。

もし万が一、仮に以前からの洋間であれば、敷居の向こうの板間は手前の板間と同じ高さのはずですが、その板間は畳の間と高さが一緒だからです。

昔の造りや、今でも田舎に残る田舎間の造りの敷居は畳の間の高さを基準としています。

ですから、下地板の上に畳を置く高さが敷居の高さで、板間は下地板の上に板を張る・・・すると、その高さ分が敷居の段差になるわけです。

要するに畳があっての部屋であり、明治以降、板の間が増えてきたにもかかわらず、相変わらず、敷居の造りは進歩していない・・・バリアフリーとは程遠い中途半端な段差のみが残ったのです。

古い家や田舎の30年以上前の建物は必ず、こうなっているものです!

この中途半端な段差が摺り足歩きになったお年寄りには一番危険ですね!