開放型暖炉のある断熱性のないお家の現実。。。

2013.6.3|カテゴリー「木の家(小国杉の家)」|投稿者 福井綱吉

小国館にお越しになられたお客様からのお話。

「うちの家も同じように暖炉がある木の家なのに、なんでこの建物は暖かいのですか?床は温いし・・・」

「うちの家は、冬は底冷えして、リビングの暖炉を焚いても玄関のほうから冷たい風が入ってきて・・・もう、寒いだけ!」

「リビングなんて、広いだけで寒くって、冬なんかおられません!」

「反対に夏はもう、暑くって、特に2階なんかサウナみたいで家の中にいる気がしません!」

「2階のエアコンなんか全然効果もなく、もう最低!」

・・・それで、そのお家にお伺いしてみました。

5月下旬。。。

外は天気も良く、晴れていて少し暑いくらい・・・けど、リビングはちょっと寒いくらいで、ちょうど居心地よくって・・・

「今日は気持ちいいですね!」というと・・・

「1年でちょうど5月の1か月だけが最高に心地良くって、人を呼ぶなら今しかないんです!」

確かに、床はひんやりしていて断熱性のある感じではなく・・・

暖炉は開放型で、炉の正面は扉もなく、暖炉内部には外部の空気を吸い込む工夫は無く、界隈には吸気口はわずかに小さな吸気口が1箇所のみ・・・

これでは温もらないし、大きな木製の玄関扉2枚の隙間から冷気を吸い込むだけのでくの坊です!

窓はシングルガラスで窓は大きく開放的なお家。

階段を上って廊下天井の南屋根面には半畳大ほどの天窓があって・・・「えっ!南に天窓?」

「そりゃあ、2階の夏は蒸し風呂でしょ!」

小屋裏に上がって、天井裏を覗くと・・・

  
そりゃあ・・・びっくり。これで、引渡しができたことが信じられません!

ご覧のように屋根には全く断熱材は無く、両妻側の壁には部分的に性能の悪い袋入りの断熱材がお愛想程度にあるだけ・・・

床には、中央付近にただ、適当に並べてあるだけで・・・周囲にはなく・・・

ほぼ、断熱性能は皆無・・・「そりゃあ夏は暑いはずです!」

「反対に冬は最悪の寒さ!」想像できます。

とてもでっかいお家で・・・

暖かく、涼しいお家に変身していただくには予算的に中々手ごわい建物です。

まずは、私の知識の範囲内で精一杯の提案をしてみます・・・

おんなじ建築屋のしでかした不始末。。。

なんとか喜ばれるお家にリニューアルしたいですね!

追伸!

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