福井の気づきブログ/大先輩の元建築設計士のプラン指摘はズバッ!

2014.4.28|カテゴリー「木の家(小国杉の家)」|投稿者 福井綱吉

今日もお会いできたご縁に感謝です。

建築設計士を10年前に引退したとはいえ何のその!

北摂で計画中のお家の設計上のお話です。

このお家、冒頭の元建築設計士さんから、その大親友ご夫妻をご紹介いただいて今現在、建築確認申請の事前協議に入っている段階。

 ちょっとだけとは思えないほど、全てに影響するんですけど・・・

ご夫妻は65歳と63歳。

元建築設計士さんは、お母さんの看護も経験して10年前に設計事務所をやめて、NPOを始めとする地域の社会貢献活動に大忙しの、今現在70歳の元気バリバリの姉御。

大の親友ということで、着工するに際し、ご夫妻が元気バリバリの姉御にプランを見せたところ・・・

それから少しして・・・

「プランの変更を話したいので、時間の取れる5月中旬までちょっと待って・・・」と晩に突然のメール。

そこで、「基本プランの初期段階なら何ら問題も無いのですが、事、この時期になりますと、構造上のプラン変更が生じるとあらゆる面で困ってしまいますが・・・」と夜中に返信。

すると、次の朝、「今日なら終日時間取れるからいつこれる?」のメール。

そこで、携帯に電話して「困りますよ、こんな時期に!」

すると、「大丈夫、大した問題やないから・・・じゃあ晩に来て!」

・・・で、行くとご夫妻も申し訳なさそうに来ていただいていて・・・

「通路部分だけ910モデュールを1.0mモデュールに変えればええから!西から4マスだけ。」

「そうすると2階のトイレや洗面が納まりませんよ!」

「それなら寝間に近い西に移動してトイレと洗面一緒にしたらええし・・・それと、吹抜けのFIX硝子掃除できへんから吹抜けの上歩けるようにして窓を引き違いにして!これから年取っていくばっかりやねんから、年寄りの介護を経験した私の言うこと聞いたほうが間違いないし」

「それと、玄関が納まりませんよ!」

「それぐらい福井さん考えて〜な!」

・・・とまあ、『ズバッ、ズバッ!』と突き刺さるような指摘にご夫妻は聞き役で・・・

とはいえ、言うことも実にまともで・・・

反論の余地もなく・・・

「これぐらいの変更やったら大丈夫やろ?」

「大丈夫な訳ないですよ、協議始まってるのに!」

「大丈夫やて、大したことあらへん!」

まあ、70歳の姉御元設計士、大したもんです!

久々に竹を割ったような指摘に、実に素直になってしまいました!

モデュールを揃えることを当たり前としていて、敷地の問題もあって開口が広く取れない時に、ただ揃えるだけではなく、思い切って図面上の区別化をすることが大事!

そんな嬉しい新鮮な再発見!

設計スタッフにはドタバタで本当に困ったことですが・・・

あまりわからないまま聞いていたご夫妻には確かにありがたいコト・・・

シルバー姉御に感謝です。

追伸!

次回の手打蕎麦「彩都 木楽庵」は、5月12日(月)です。

もっと頼れるスタッフの養成と手軽な手打ちそば同好会を立ち上げ・・・次回は5月24日(土)に開催します。

次回の落語会は、5月27日(火)、桂 吉弥さんの会です!

林家染弥さん、2014年9月で115年ぶりの3代目「林家菊丸」の名跡を襲名されます。

そろそろお弟子さんたちの会も立ち上げて、毎月落語会を開催できればと目論んでおります!

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