私が無垢の原板のことを好きな訳!

2021.5.26|カテゴリー「キッチンと家具とインテリア」|投稿者 福井綱吉
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ケヤキの無垢板を2枚張り合わせ、表面を磨き、亜麻仁油オイルを塗ると、こんなにきれいになります!
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倉庫に眠る原板の宝の山ですが、これが宝の山に見えますか?
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こんな汚れた汚い板が、きめ細かい、ハンノキ(アルダー)
ってわかりますか?

 

 

 

 

私は、若いころから無垢の原板に興味がありました。

 

山や林に生えている木が何の木かはあまりわからなかった。。。

 

というか、

 

針葉樹であれば、杉や檜、松ぐらい。。。

 

広葉樹でいうと、欅や栗ぐらいにしか目線が行かず・・・

 

幼いころから山に生えている木には興味がなかったせいなのか?

 

山の木の名前は情けない話、今でもよく分かりません。

 

 

 

 

 

 

そんな私は、冒頭にも記載したように、伐採して板材にした木材に関しては異常に興味が昔からあって。。。

 

これはナラの木!

 

これはセンの木。

 

これはカバノキ、サクラの木。

 

日本ではハンノキというけど、海外ではアルダーという。。。

 

ナラの木は、中国やロシアではほぼ同じ樹種だが、アメリカではホワイトオークやレッドオークといって、カシノキのコト。。。

 

けど、オーク材のことを、日本ではナラっていう!

 

国内のクルミの木とアメリカのウォールナットは同じクルミの木の種類だとか。。。

 

そんなコトにも興味があるから、ついつい覚え、実物と照らし合わせて、目と言葉と文字が一致する。。。

 

 

 

 

 

 

そうすると、綺麗に削って磨き上げて塗装した板の素の原板を観たくなる。

 

そこで、昔は、銘木を大量に展示する材木屋さんに出入りしたり。。。

 

全国の木材産地に足を運んで伐採から製材加工までの様子を視察に出歩き。。。

 

輸入木材に至っては、港の保管場所や輸入商社の原木倉庫などにも足を運び。。。

 

数十年の間積み上げられた原板の山や人工乾燥によって変色した原板の山を見て。。。

 

この原板を加工して磨くと綺麗なウォールナットになるのか!

 

ブラックチェリーって乾燥して保管している状態はこんな色あせた表情をしているのか・・・

 

 

 

 

 

 

そうすると、積み上げられた原板の山の木が何の木なのかを想像する面白さを感じて、見ているだけで楽しくなる!

 

その原板の山が何の木かを当てるとついつい嬉しくなる!

 

そうすると益々、原板の山を見に行きたくなる。。。

 

まあ、興味のない人や一般の人からすると、もう病気状態なのかもしれませんね?

 

 

 

 

 

 

そんな私だからこそ、無垢の木の特徴や経年変化のコト。。。

 

板にしたとはいえ、常に呼吸していて伸び縮みするコト。。。

 

素直な木や暴れ癖のある木・・・

 

腕の良い職人さんが挽いた板は暴れないけど、最近はそんな職人さんはいないから使う木材は選定に要注意!

 

柾目は暴れないけど、板目は暴れやすい・・・

 

板目でも暴れにくい木は・・・

 

センの木、クルミの木、アルダー、クリ、ウォールナット、チェリーぐらいなら、扉にしても暴れは少なく使える!

 

とはいえ、絶対に暴れないとは限らず、無垢の木を使えのであれば多少の暴れは容認する気持ちがないと使う資格はない!

 

 

 

 

 

 

 

等々、こんな説明の勉強会に興味のある方がおられたら、一緒にそんな勉強会のイベントがしたいものです!

 

私の会社の倉庫には、いろいろな原板が大量にありますから、そんな興味のある人たちの家に。。。

 

テーブルとして・・・

 

キッチンカウンターやダイネットカウンター・・・

 

製作家具にしてみたりと・・・

 

愉しめる室内空間にしたいものです!

 

 

 

 

 

 

 

時々、そんな無垢の木でつくる家具に興味のあるお客様がたまに来られ私にそんな製作依頼が来ます!

 

そこで、倉庫にある暴れ癖のないクリの木やブラックチェリー、ウォールナットでテーブルや家具をつくるのですが。。。

 

お客さんがどの木を選ぶかというと。。。

 

実は私が、お客さんの好みを聞き出しながら・・・

 

「それでは、ブラックチェリーを横接ぎして棚付きのテーブルにしましょう!」

 

なんて、結局、私が決めてしまうことも多々あります。。。

 

こうしたお客さんとの原板の会話のやり取りも、愉しいものです!

 

 

 

 

 

無垢の木の好きな人には、私の木の話は上手く伝わるわけで。。。

 

趣味が一致する人同士だからこそ、成り立つ会話なんですね!