無垢板の家具の季節感について。。。

2016.7.5|カテゴリー「キッチンと家具とインテリア」|投稿者 福井綱吉

無垢板私は、無垢板の家具を観ているだけでその濃厚さと純朴な表情に魅了されます。

無垢板専門製作で生計を立てている工房のプロフェッショナルにいつも脱帽です。

 

無垢板で作ると天板や側板、引出しなどはさほど気にはならないのですが・・・

ドアや引戸となるとその隙間の調整具合によって四季の伸縮で結構困りものです。

 

私の家では、玄関ドアをマカバの板を薄く挽いて、横接ぎしたのちに間に無垢桟を入れ、無垢のフラッシュにして更にウレタンで固めたのですが梅雨時には膨らみドアは開かなくなり・・・

その間、微妙に削り調整して、落ち着くのに3年もかかりました。

 

先日、納品した玄関収納もここ最近の長雨で膨らんで閉まり切らず・・・開かずと。。。

開き戸ですから隙間の取り方で調整をできるようにするのが職人の技なのですが、若い、指導中の職人にはその感覚がまだ理解できず。。。

毎回、教え込み、経験を積ますしかありません。

自社で大工に家具工場を任せるようになってもう4年ほど。。。

 

無垢板はカウンター程度にしか使っておらず。。。

私の目指す無垢板による家具づくり。。。

家具職人とお客様にしっかりと無垢の木について説明し、無垢のファンになっていただく。

伸縮していいじゃあないですか!それがあたり前。。。

お客様と職人への私の指導が問われています。。。

まあ、伸縮するから生きている無垢板なんですから上手に活かさないとダメですね!