

私は、「コラボ食堂」で蕎麦屋『彩都 木楽庵』を月2回開催しています。
その「コラボ食堂」の裏側には薪で焚くかまど(おくどさん)があります。
幼いころの故郷にはガスも既にライフラインとしてあったのですが、同じような「かまど」も残っていて、大家族のご飯は「かまど」が主流でした。
年末の餅つきにはセイロで蒸したり、こんにゃくづくりにも大活躍した思い出があります。
酪農家兼業でしたから、牛のお産後の濃い牛乳は「かまど」で自家製チーズも作っていました!
そして、お風呂も薪で焚いていました!
五右衛門風呂!
そんな時代から取り残された「かまど」をまさか、50年以上経った今の時代に使うことがあろうとは想像もつきませんでした。。。。。
煙突の煙で迷惑のかけない彩都の本社では、使ってみれば凄く実利的で、パワーも有り。。。
ご飯はメチャメチャ美味しく炊けるし。。。
おこげは最高だし。。。
湯がく蕎麦はガスや電気ではありえない曼荼羅なお湯の沸騰で最高の蕎麦湯でになります。。。
そして、何がいいって言えば愉しい!
良き故郷、良き日本の伝統文化ですね。
そんな「かまど」は過去に古民家リフォームの現場で一度だけ再利用したしたのですが、その頃は今のように私自身が頻繁に使うこともなく、再現したものの、そのお家ではオブジェで終わっているようです。。。
大阪や京都、兵庫、奈良の山間部には伝統建築の古民家と一緒に「かまど」もかなり残っていると思います。
「かまど」の達人、KJWORKSの福井に連絡いただき、「かまど」のある粋な古民家リフォームをご一緒したいものです!
使わなくなった「かまど」の新たな居場所を再現することもまた嬉しいシゴト。。。
そんなシゴトがしたいですね!
薪ストーブと共有できる暮らしにもなります!