こんな古民家の小屋裏も、愉しいい空間に再現したいですね!
2018.9.30|カテゴリー「リフォーム」|投稿者 福井綱吉

是が非でも一度はやってみたい、こんな小屋裏のリフォーム。。。
古民家リフォームのシゴトはいろんな発見があります。
8月に引き渡した高槻の古民家は、瓦屋根は60年前のままでしたが、大阪北部地震でも何の被害も有りませんでした。
基本的に古民家の基礎は石の上に柱が載っているだけ!
その建物の室内土間を配筋してコンクリート打ちし、間仕切下に立上り基礎を設け。。。
建物の妻側外部には新たにコンクリート基礎を造り、小屋裏下までを柱と管柱、梁の構造補強し。。。
外部を構造用合板で固め。。。瓦屋根は全て漆喰を詰め直し、ワイヤーで固定。。。。。
結果、震源地に近いというのに何の被害もなし!
その地震の後、更に台風21号。
けど、何にも被害もなし!
やっぱり手を抜かず、しっかりした手立てを施せば、古い家であっても、頑丈になるものですね。
ところで、ご覧の写真の家、築230年ほどの大和屋根の古民家です。
予算の都合もあったのと、小屋裏は必要とされず、そのまま天井を閉ざしたのですが。。。
床を補強し、骨組みを磨き。。。藁縄でしっかりと縛り直し。。。
しっかりとした吸排気を施し、お洒落な照明計画をすれば、素敵な癒しの部屋とかお店にできそうな感じ!
今度、この形の古民家に出会ったら、何とかお客様を説得して、癒しの空間を完成させたい!
そんな想いがこの写真を見るたびに沸き起こります!
願えば叶う!
何でも、これからも、常に叶うように願い続けます!