雨ざらしのデッキやバルコニーには、経年劣化の少ない木材を勧めます!

2020.1.16|カテゴリー「リフォーム ,伝えたいコト ,木の家(E-BOX) ,木の家(小国杉の家)」|投稿者 福井綱吉
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真ん中がマニルカラで、左右は、樹脂と木屑を混ぜた擬木です!
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杉やヒノキなど針葉樹の木は、10年経たないうちに腐り出しますから取り換えが必要です。

ここはKJWORKSの2階事務所のバルコニー。4年ほど前に傷んだ板だけ取り替えたのですが、16年経って遂に腐ってしまい、全面的に倉庫にある塗装済みの端材で、先日、張り替えました。

 

 

 

 

最近は、予算の有る無しに関わらず、雨ざらしの外部床には、熱帯で育った経年劣化の少ないマニルカラを勧めます!

 

もちろん、2階のバルコニーなどは、その下地の梁や桁は無垢材を板金で塞ぐか、スチール製の梁を使います。

 

また、1階の屋根なしの外部デッキの場合は、下地にも、経年劣化の少ないマニルカラを採用しています。

 

 

 

 

同じ雨ざらしでも、雨の流れ落ちる手摺塀(横向きに張る板)などは針葉樹の板であっても腐ることは20年ぐらいならあり得ませんから、堂々と使えます。

 

同じ板塀でも縦格子状に張る場合は、木材の小口に雨が当たって染み込みますので、あまり推奨はできません。。。

 

その場合は、その上につける笠木を縦格子状の板の小口以上に被せると安心です。

 

その笠木も、板金で被せるか?

 

経年劣化に強いマニルカラにします。

 

 

 

 

 

 

手摺板塀の場合、その塀の柱も最近は、マニルカラを勧めます。

 

てっぺんの笠木は、今までは、針葉樹のヒノキや杉板の上にガルバリウムの板金加工を施していたのですが、大工と板金の二業種を使うぐらいなら、割高なマニルカラを笠木に使ったほうが割安です。

 

 

 

 

 

最近は、リフォームのお客様の家は、必ず、経年劣化に強いマニルカラを徹底的に勧めて使っています。。。

 

 

 

 

 

 

 

けど、新築や建て替えの場合、どうしても建物本体の予算が膨れ上がり、ついつい、最後に削れる場所はといえば、キッチン廻りとか、製作家具とか、外部デッキの仕上げになります。

 

何とか新築や建て替えの家も、後々の7年とか10年先に、再度やり替えするような無駄な費用を使うことなく、最初からマニルカラにするか。。。

 

若しくは、バルコニーやデッキはつくらない。。。

 

それぐらいの決意が大事ですね。

 

屋根のやるところは、傷みが少なく針葉樹でもよいですけど。。。

 

 

 

 

 

 

無垢の木が屋外では腐りやすいからとの安直な情報に基づいて、最近は、樹脂と木屑を混ぜた擬木のデッキ材も出てきて、ハウスメーカーなどは多用していますが・・・・・・

 

あの種の擬木は、経年劣化での変色が、実に樹脂っぽく、薄気味悪い変色となりますし、全く自然を感じられないその様には私はチョウザメします。

 

しかも、高い。。。

 

なのに使うのは、知識に疎いお客さんに上手く高い擬木を押し付ける彼らの営業テクニックの賜物。。。

 

 

 

 

 

樹脂製の商品なんか使わなくても、腐りにくい木材はまだまだあるのですから、木の家を創る工務店の仲間は、経験値と木材知識をフル活用して、自然界に似合う木の家を生み続けてほしいものです!