大型パネル工法で、小国杉のE-BOXを始める訳!

2020.2.1|カテゴリー「伝えたいコト ,木の家(E-BOX) ,木の家(小国杉の家)」|投稿者 福井綱吉
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KJWORKSには、E-BOX普及のために、宿泊体験施設のモデルハウスがあります。

 

 

 

 

5年間の集成構造材による大型パネル工法のE-BOXは受注物件を含むと25件以上になります。

 

本来なら、大阪をはじめとする関西で、その目的や趣旨を理解してくれる工務店仲間が育っていれば、大型パネル工場は関西にできるはずでした。。。。。

 

けど、結局、関西には未だ心ある工務店仲間は現れません。

 

どうしても、目先の利益を優先するあまり、この工法へのハードルが高いようです。

 

 

 

 

 

 

これからの家は、社会的財産価値のある100年は活かし生かされる木の家でないと駄目です。

 

そのためには、無駄な木材資源の使い捨ては許されません。

 

重い木材、高性能になって強烈に重くなった外部窓(モノによっては150kgは当た有前)を上げ下げする重労働で・・・

 

賃金は安く、高所の危険性と重労働だけを分業化された大工職は、誰も育ちませんし、誰も担い手なんぞになりません。

 

 

 

 

 

 

これからの大工は、多能工で、マネジメントプレーヤーであるべきです。

 

設計図面にも関わり、現場管理し、陣頭指揮で各業種の職人さんを段取りし、材料手配から、最終仕上げまでを受け持つ立場であるべきです。

 

KJWORKSでは、その実践のために、基本は耐震レベル3を基本とする・・・

 

暖かくって、涼しくって、大変満足する木の家を大工さんと一緒に創り育てます。

 

 

 

 

 

 

 

高齢化する大工さんが、80過ぎてでも現役でいられる家づくり。

 

その間に若い大工が育つ仕組み。。。

 

それが、現場でないとできないシゴト以外は工場でつくる。

 

重いシゴトは機械化された工場に任せる。

 

柱や梁桁の組み立てから、窓の設置、断熱材の充填、外壁下地の構造用合板の設置など・・・

 

在来工法だけど、壁にして現場ではクレーンによって組み立てる・・・

 

高所の建て方は、若い大工が担当し、内部仕事は、親方の高齢大工さん中心に担当。。。

 

 

 

 

 

重労働から解放され、その分を昔の大工さんのように、若い大工が親方に変わってスマートホンで各業者さんと工程、工事のやり取りをする。。。

 

スマホで資材発注する。。。

 

図面を描ける能力をつける。。。。。

 

設計スタッフはお客様と基本設計や実施設計、そして現場監理をし・・・

 

大工さんは、お客様と現場管理の責任ある立場で話し合いし、設計担当と話を共有する。。。

 

そして、構造的にも耐震レベル3で、暖かくって、涼しくって、大変満足する木の家を創り上げる。。。

 

 

 

 

 

 

この形で心ある工務店仲間が増えれば、関西に大型パネル工法の家(KJWORKSではE-BOX)がどんどん出来上がる。

 

すると、大型パネルの生産工場も稼働し・・・

 

今度は、必要寸法のみを計画発注することで無駄のない長さの木材を山に計画発注が可能になります。

 

現在、関西以西の山では、柱材が3.1~3.2m(通称3m材)、5.1~5.2m(通称5m材)、梁桁は4.1~4.2m(通称4m材)・・・

 

背も105mm、120mm、150mm180mm、210mm、240mm、270mm。300mm、330mm、360mm、と様・・・

 

けど、実際に使う長さはというと、例えば柱は2.6mや5.0m、梁桁は3.64mですから、残りは捨てるか燃やします。

 

こうした木材も、事前予約が進めば、山での寸法ロスも無くなり、計画伐採アが可能になります。

 

それは、価格にも反映されます。

 

 

 

 

林産地から、あっちこっちの製材所や乾燥工場、プレカット工場、木材問屋から、全国の木材屋さんを経由して工務店の現場へ。。。

 

足らないロスも見越して・・・

 

木材に限らず、設備機器から住設機器まで、多くの商社、問屋、地域の業者を経由して・・・

 

消費者には、無駄な流通経費と倉庫代、運送代が嵩んで価格に反映・・・

 

 

 

 

 

大型パネルによる効率化は、ものすごい流通コストロスの解消、性能重視で拠点工場からの一括発送など新しい時代の木の家づくりです。

 

私のような世代ではない、30代~50代までの若い、社会性を最優先できる工務店仲間と私も含めて新しい木の家づくりに挑戦したい。。。

 

ブログでは表現が足りませんが、E-BOXはそんな想いの家づくりでもあります。

 

これができれば、狭小地や電線が密集する敷地でも、現場組みのシゴトに切り替えて、大工さんがマネジメントプレーヤーの木の家づくりは必ずできます。

 

そんな思いに共感いただけるお客様もきっと多いはずです。

 

私はといえば・・・

 

その日が来るまで、まだまだ頑張るしかありません!