E-BOX(大型パネル工法)を始めたわけ。。。

2020.1.22|カテゴリー「伝えたいコト ,木の家(E-BOX) ,木の家(小国杉の家)」|投稿者 福井綱吉
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E-BOX(大型パネル工法)は、日本の未来の木の家づくりです。

 

 

 

 

木造住宅の未来には、大工さんが全く足りません。

 

現場施工の今の家づくりではで、全ての重労働を大工さんが担当します。

 

あまりに重い窓の取付を応援するために現場監督がいる感じ。。。

 

性能の良くなった外部の窓は重いものでは150キロを優に超えます。。。

 

これを取り付けるのは大工さん。

 

性能の良くなった断熱材を現場で壁や天井、屋根裏、床下に施工するのも大工さん。

 

危険な高所作業も全て大工さん。。。

 

 

 

 

 

これからの時代、こんな危険で、重労働のためだけの建築に従事する大工さんが育つことはあり得ません。

 

また、現場監督による建築資材の拾い出しや手配は無駄なロスや手配漏れも多く。。。

 

効率の悪さでは、他業種ではあり得ない、取り残された業界です。

 

現場の手伝いをするだけの監督なんて誰も成りたくありません。

 

 

 

 

 

木材にしても、柱は例えば2.4m有れば足りるのに、山から切り出される原木は最低3.0mで、残りの0.6mは捨てられます。

 

梁や桁も0.91mモヂュールの場合、長さ3.64mあれば足りるのに、山から切り出されてくる原木はロスをみて約4.1~4.2m有ります。

 

ですから0.4~0.5m分の材は捨てられます。

 

建物の柱や梁、桁、間柱などは200本以上ありますから、その無駄に捨てられる材料は物凄い量です。

 

 

 

 

 

物流や工業製品、自動車産業等の他業種からは完全に取り残された、無駄とロスと大工さんにおんぶする無駄金を消費者に価格で転嫁しているのです。

 

けど、現状の在来木造住宅では、多くの習わしの上に存在していますから、致し方ない現実です。

 

 

 

 

 

私は、在来工法の木造住宅を否定しているのではありません。

 

今の大工さん依存、無駄な寸法出しが続く木材産業、養成できない監督の現場を変えるには、完成形から逆算して材料を拾い出し、その数理に基づいて、生産していくモノづくりや木材生産方式の大型パネル工法しかないと考えているのです。

 

KJWORKSでいうE-BOXは、木造住宅の未来を変えたいと願い、10年前から取り組んできました。

 

けど、木材生産や現場監督と設計担当の重複作業の問題、発注、原価管理など旧態依然なままでした。

 

ようやく、5年以上前、三菱商事建材が開発した大型パネル工法によって、賃貸戸建て住宅3棟の取り組みから今のE-BOXが始まりました。

 

 

 

 

 

 

この工法により、無駄なロス改善や大工さんの働き方改革へも繋がるのです。

 

この取り組みなら大工さんも育ちます。

 

また、無駄を省いて価格に反映させるためには、お客さんにも我慢していただける効率化と建物のパターン化も必要となります。

 

結果、程々の価格で、高性能で、頑丈な住みやすく、暖かくって涼しい、満足な木の家が出来上がるのです。

 

そして、この取り組みが今までの在来木造住宅にも良い意味で反映していきます。

 

 

 

 

 

けど、この取り組みは私たちKJWORKS  1社では全く無力です。

 

最低10社以上の心ある仲間工務店と取り組むことで、大型パネル工場を関西に立ち上げて、山からの木材搬出に始まって加工、住宅資材の搬送の繰り返しなど物流も集約して物流コスト削減と、商品の流通経路の省略などで資材コストの圧縮して。。。

 

無駄な住宅コストを抑える取り組みをしたい。。。

 

できれば、一般在来住宅の資材搬入もこのパネル工場から一括出荷する。。。

 

そんな取り組みを、将来の正しい他業種にも引けを取らない住宅産業にしたい。。。

 

そんな想いが私の大型パネル導入の訳でもあります。