日本の木材は輸出できる!

2013.11.6|カテゴリー「伝えたいコト」|投稿者 福井綱吉

いつも寄り道していただき、ありがとうございます。

国の目線ってどこかひどくぶれている気がします!?

昨日、銘建工業の中島浩一郎社長と話をしていてしみじみ考えさせられたことがあります。

岡山県真庭市界隈は杉の大産地で、杉の木が四方八方に生えているのに、情けないことにその木を大量に使う銘建工業へは生産から加工、乾燥して安定品質の木材を供給できる体制が全く成り立っていない・・・

もちろん、真庭市界隈に限らず、全国からの木材は大量に仕入れておられるのですが・・・

仮に供給できたとしても、杉山の持ち主へは原木代金として支払われるお金を生まない!

伐採や搬出、製材・乾燥加工費用で供給売価となって原木代が出てこないといいます!?

仮に売価を値上げしても、それでも儲けの出ない原木を出荷する環境に至らず、山からの伐採・供給できる体制にはならない・・・

致し方なく、北欧から大量の集成材用木材を船便コンテナで輸入していると言われます。

海を渡って岡山県真庭市という山奥にまで運んでも品質と納期が万全で採算的に充分見合うのです。

日本の生産者(山主)と違って、海の向こうの北欧の生産者(山主)には近代的な重機を使って原木を伐採し、生計を立てられるだけのお金が手元に入るのです。

北欧では中間搾取団体がありませんし、仮に国の補助金がある場合、直接、生産者(山主)に支払われるそうです。

日本国内での木材生産では、国から支援策としてかなり多くの支援助成金が出ていますから、せめてそのお金だけでも山主に払えれば良いのですが・・・

残念ながら、国は生産者(山主)とは直接関わることなく、国の下に天下り窓口を設け、その下に関係諸団体が関わり、その下に各都道府県が介在し、その下に全国の森林組合連合会、都道府県内の森林組合が介在。

それぞれの手続きの為に大量の人件費と事務経費、諸施設を要し、助成金なるものはどんどん目減りして、生産者への支払うべきお金は末端の森林組合でかろうじてプール。

そこから森林組合で使途が決められ、原木への支払いはやぶの中・・・・・

長く続く悪しき慣例で生産者もそうした環境に諦めというか反発できる考えすら生まれず・・・

益々林業従事者は減少をたどり・・・

民間の活力を引き出すべき本来の国の主導は遠く、戦後の無策と的外れな失策の連続今も続く・・・

しかも、林業の衰退で山の持ち主すら今は林産地には住んでいないし、山主としての気づきも理解もなく。

悲しい事実です。

また、日本国内で産出する木材に、わざわざ〇〇県産材として建て主に補助金を出すことも、どこか間違っています。

日本国内で生産する木材に地域別補助金なんて変です!日本はひとつなのに、国は、日本の山の木を海外に向けていない!?

日本の全国の山には消費に見合う充分大量な供給できる木材があります。

国内で使い尽くしても尚且つ余り得る木材供給は可能です。

それはもっと国レベルの発想として品質の良い加工木材をアジア中心の輸出目指して、個人生産者の活力と希望の木材産業に変革できる形に変えていく・・・

そんな前向きな発想の基に新たな改革を進めていけば、きっと日本の近い将来には、海外に向けた林業の隆盛が見える気がします。

中島浩一郎社長と話をしていると、私にはその深みまで関われる環境がなく悔しい想いもするのですが、もっと違う立ち場からでも、改革に向けて支援できる輸出する日本の木材産業の将来像が!

そんな希望が湧いてきます!

そんな簡単な理論的問題だけではないのでしょうけど・・・

必ず、資源大国日本が生まれる気がします!

また、これからも時々お会いして、話し合える関係でありたいですね!

追伸!

手打ちそば『彩都 木楽庵』・・・次回こそ、珍しい新蕎麦で、びっくりしていただけるようにお待ちいたしております!

11月は、11日(月)と23日(土)の2日間です!

週一ぐらいの間隔で「彩都 木楽庵」を・・・そんな希望もあるようですが、建築屋も真面目にしないと・・・ね!

ところで、最近、蕎麦教室に来られる女性が増えました!

おばちゃまたちですけど・・・・・・!!!

毎日が笑顔の楽しさ満載のKJ WORKSのホームページです!
http://www.kjworks.co.jp

『木の家づくり図書館』ブログです。
http://kjworks.jp/library

薪ストーブ専門店「かぐら」(薪ストーブ&ペレットストーブ事業部)
https://kjworks.co.jp/maki/

薪ストーブ日記『炎のある暮らし』は、私、福井を中心に頑張って投稿します。
http://maki-stove.osaka.jp/