設備投資する事は果たして信用につながるか?

2005.4.29|カテゴリー「伝えたいコト」|投稿者 福井綱吉

KJWORKSとして彩都「暮らしのギャラリー木想館」を立ち上げるに際して、以前から私自身が抱いていた疑問を考察してみました。

今の大阪事務所は、25年以上前から吹田市出口町の現在の場所で営業してきました。敷地は借地で一部増築したものの平屋建て30坪ほどの建物です。今では狭すぎて私なんぞ、幅80cmほどの通路に座って設計部員は通路の私をカニ歩きで避ける様に行き交いします。

たった1室の打合せ室にしましても、土日、祝日の午前と午後には必ず誰かの打合せが入り、常にバッティングしています。その程度のゆとりのない事務所ですから、自ずとKJ WORKSを選んで頂けるお客さんは限られてしまいます。どう見ても確かで健全な会社とは思えず、多くの方々から見捨てられてきました?!また、倉庫や作業場も結構遠くの確保で、利便性の無い会社でもあります。

そうこうしながら25年以上経ち、ご縁あって今回、彩都の都市再生機構所有の商業用地515坪を定期借地することになりました。あくまで用地の借地ですので造成もされておらず、コンクリート擁壁や駐車場もKJ WORKSでつくる必要があります。当然、事務所や倉庫、作業場、展示館までKJ WORKSの負担でつくる訳ですからかなりの費用が必要となります。

今日、打ち合わせしていたSさんにその話をお聞きすると、今のKJ WORKSの事務所は実にお金のかかっていない建物であって、かえって信用できるような気がする。むしろ、彩都に設備投資して移転するほうが不安を感じる!とまで言われてしまいました。

ところが計画予算の3/4は、KJ WORKSへの出資や出展による費用で賄い、自社の直接的な負担は1/4なんです。オープンすれば更に社員は増えるのですが、現在のところ、既存社員のレベルアップで対応する方向で考えていますので、ご安心下さい。

この出展の費用面やその内容をSさんにお話しすると、何となく納得の安堵感をいただいたのですが、同様に不安がるKJ WORKSを知るお客さんも多くおられる訳で、こうした説明をどうしたものかちょっと、悩んでしまいます。

ともあれ、まずは健全で安心できる機動力のある自社設計の工務店として私自身が更なるバージョンアップに努める事が最善の方策と感じた次第です。