高野槙の群落(吉野山)

2005.4.5|カテゴリー「伝えたいコト」|投稿者 福井綱吉


いつもなら「七曲坂:ななまがりざか」を登って蔵王堂横の「やっこ」に柿の葉寿しを買いに行くのですが、この時期、行楽シーズンでしかも吉野のヤマザクラ見物の観光客が多く、今日は如意輪寺後醍醐天皇陵横を通って吉野山に登りました。もちろん、車でですが・・・・・

吉野山の蔵王堂界隈は車の進入禁止で、手前から歩いての買い物です。往復25分ほどの時間をかけて再び車に乗って引き返す途中、如意輪寺後醍醐天皇陵手前のカーブの両左右の林が高野槙の群落となっている事に気づきました。今の今まで高野槙があることは知っていましたし、目にも留まってはいたのですが、まざまざと眺めるのは初めてのことです。

樹齢140年以上といわれるここの高野槙は、本来、樹幹が鋭い尖りを見せて天にそびえる形になるのですが、高さ8メートル足らずで分岐に分岐を重ね不気味なほど、くねくねと横に広がっています。これは毎年、お盆の供え花として枝先を切り続けた為にそのようになったのだそうです。

この場所だけ、高野槙があたり一面に広がる稀な樹林の光景です。ここの高野槙の群落は県の天然記念物に指定されています。

その場所にいた、昔、林業関係者と称する「おっちゃん」との会話を少し紹介します。
(全体の1/2以上のおっちゃんの話はさっぱり理解できなかったのですが・・・)

「この周囲の木は高野槙ですよね〜!」『あんた何処から来たっ?』「大阪からですけど」『何処の知り合いだ?』「製材所の阪口さんです」『何処の阪口や?』「津風呂(昔、津風呂村で今は津風呂湖)出身で貯木場の阪口製材所さんですけど」『あ〜〜あっ!津風呂の阪口か、チップ屋してるなあ。隣りにもおんなじような名前の製材所あったなあ?』「あ〜、あれは坂本さんでしょ!桧屋さんですよ!」『あ〜〜そうか、で、あんたは何屋や?』「大阪で建築屋、やってまして、阪口製材所さんから材料をこうてます」『○△□X・・・・』「はああ〜〜」『△□X・・・』・・・・・・・延々と20分、帰れないのです・・・・・・

後ろから車が近づいたのをきっかけに、「・・・それじゃあまた・・・」『・・・ああっ?!』

因みに吉野のヤマザクラはまだつぼみです。枝垂桜が満開になっているところは有りました。あと10日ぐらいで満開って感じです。満開の時は本当に綺麗ですよ!