林産地との付き合い方

2005.4.12|カテゴリー「伝えたいコト」|投稿者 福井綱吉

自社設計による木の家づくりをしたい一心で色々な近畿圏内の林産地と取り組みの模索を始めているうちに、自宅に近い奈良県吉野地方に的を絞る事となりました。当初は、全国的な高まりを見せた「近くの山の木で家をつくる運動」に賛同していたのですが、既に私自身はKJ WORKSとして土佐(土佐杉)や信州(信州唐松)とも付き合いの幅を広げており、ましてや関西という市場にあって「近くの山・・・」という家づくりの対応は不自然と感じておりました。

そして、関西や関東という地域に似合う言葉は「日本の山の木でつくる家」なのではと確信を得るようになったのは、今から2年ほど前です。その頃から、吉野(奈良県)、土佐(高知県)、信州(長野県)に加えて小国(熊本県)、岩手県も加わって本格的なKJ WORKSの林産地は5地域となりました。

特に岩手は広葉樹の木材が良く、非常に種類もあり、昨年、アメリカ広葉樹輸出協会のイベントへの参加で勉強した広葉樹の知識が更に私自身の得手となって、木の家づくりの幅を広げられたように思います。

そのきっかけで、更に北海道旭川の家具工房の方たちとの付き合いも始まる事となりました。本来家具屋からの出発でしたので、ようやく自信をもって木の家づくりと家具の融合をこなせる自信もつきました。

こうした多くの提携する林産地の人たちと、太い絆で仕事を続ける為には、やっぱりそれなりの木材を発注できる体力や度量も必要であり、そうすると、そうした多くの方たちの支えで彩都「暮らしのギャラリー木想館」を健全な形に立ち上げることが最大の奉公と考えております。

これは私一人だけではなく、KJ WORKSの全社員をはじめ全職方も含めた大きな取組みが必要なのですが、KJ WORKSの若い社員はこの1年、かなりのパワーを築きはじめております。そのパワーがもっと、各林産地への活性化に繋がるよう信じたいものです。