明治の気骨ある土佐の男は今何処に?

2005.4.13|カテゴリー「伝えたいコト」|投稿者 福井綱吉


「土佐の木の家づくり協議会」主催の高知県への研修で、林産地以外に多くの名勝名跡、記念館なども見学するかなりにハードな2日目でしたが、幕末から明治、大正にかけて土佐から実に多くの日本を代表する人物が輩出している事を改めて知りました。

幕末を代表する人物では坂本龍馬が抜きん出ていますが、その後、自由民権運動家の植木枝盛や古沢迂郎、中江兆民、馬場辰猪、後の総理大臣となる板垣退助だとか、三菱財閥の中興の祖である岩崎弥太郎、植物学者の牧野富太郎などなど、人名を忘れがちな私でもこのぐらいは出るほど多くの逸材が出ておられたのが土佐、今の高知県なのです。

こうしたあまりにも偉大な先人が多くおられた地域なのか、高知県人には失礼ながら、今の高知県からはあまりそうした人物像を耳にしないような気がしてなりません。

最近の印象では、女性が根性座って頑張っているようについつい、見えてしまいます。決して、一般的には傍から見るとそう見えるだけで、全く違うのかも知れませんが、各地の林産地めぐりをする私には、他と比べどうしてもそのように見えてしまうのは、先人の印象が強すぎるのかも知れません。

・・・と、硬い話は別として土佐の魚を始めとする料理は本当に美味しいものばかりです。昨晩泊まった太平洋に面した中土佐町の「黒潮本陣」での食事、そして朝から体験実演した「鰹のたたき」も最高でした。そんな宿の窓から朝1番に眺めた晴天の景色もまた、最高でした。