時はホンモノの時代に突入しています!

2012.11.28|カテゴリー「伝えたいコト」|投稿者 福井綱吉

今日も、丈夫な体に感謝します!

今日は、信州南木曽で唯一、自身で目利きをした木材をしっかりと乾燥させて、ロクロでくり抜いてつくる器・・・そして、自身で漆やオイル仕上までを一貫して完成される、木地屋やまとの小椋正幸さんを訪ねました。

廉価で質の悪い、木材の目利きもできない、そんな国外への外注委託で、自分たちの先祖様が培った木地師の技術と魂を捨て、質と信用までも落とす、そんな日本人として恥じるべき行為で、今を儲ける・・・情けないモノづくりの産地・・・

サービスエリアや道の駅などでも、木曽の匠と称した外国産の木曽の器や箸らしき数々を目にしました。

どこでもよく見かける光景です・・・

バナナの叩き売りレベルの価格です!

品物にも実に品位がありません。

品位や上質さの木の器を教わったのが、小椋さんです。

バナナの叩き売りレベルに身を滅ぼす周囲の環境にもめげず、理解してもらえる人がいるだけで本望!日本には、そんな本物がわかる人はまだまだいっぱいおられる、そう信じて、日本の未来にかける。。。今を、未来を想う・・・

素晴らしい・・・共感を覚える小椋さんです。

KJ ワークスからは私を含めて、企画のスタッフと暮らしの相談員の「やっさん」の5人で、買付けと小椋さんのもてなしの心を学びに・・・復唱にお邪魔した次第です。

器を知ってもらうには、色々な器で食していただくのが一番の近道・・・漆の配膳台を前に座って・・・

漆塗りの箸を使って、漆器に食べ物をのせて食す・・・器の説明もしていただく・・・

畳座で、ほんのり明るいレベルの和の空間で・・・漆器でおもてなしを・・・

私はこれが3度目・・・毎回、器への上質な想いが飽きることなく、深まります。

そして、これがお客様にも伝わります。

コツコツと手づくりでつくることは、決して品数はできませんし、多品種少量生産ですから、どうしてもコスト高になりますし、割高で販売しても、さほど儲かることもありません。

けど、こだわる人、上質な人には、その価格やその狂いのない器の質や艶、作家の想い、などの良さがわかります。

粗末な扱いは決してしませんし、できません。資源や環境を考えるし、作家のファンですし、その器のファンですから・・・

私たちのつくる木想家と同様に100年単位で長持ちする器、傷ついたらメンテナンスをする、塗りなおして、そして、使い続ける・・・

 
カンディハウスの長原さんと小椋さんのお店にある漆器の捏ね鉢・・・

  
小椋さん作の釈迦座(胡坐をかいて座る木座)の色々と、ネズコの剥ぎ板で編んだ天井仕上


脇本本陣の囲炉裏・・・時代をほうふつさせます!


雪見障子のガラスからは、外の苔生す庭が品良く見られます!

昨日の長原實さん(カンディハウスの創業者)が言っていました。

日本は、もう量産の時代じゃあない、安けりゃあ善し、傷めば使い捨て・・・そんな時代は終わった・・・これからは、多品種小生産で、魂のこもったホンモノの時代。。。

10年、20年の時を経て、例えば机やテーブル、椅子が痛めばビンテージする・・・そして、使う。。。

そんな願いにかなう商品をお客様に提供する!

そこには、治してもその傷跡が残ることもある・・・けど、それが、使ってくれた祖父母やご両親の思い出・・・

新品では味わえない・・・最高の逸品です・・・・・・

我々には、そうした時代を伝え、導く義務がある・・・私の時代では完結しないかもしれないけど、しっかりとした道筋をつくるのが役目・・・

そんなことも言われていました。

今、KJ ワークスで勧めていること、実践していることが全て腑に落ちます。

こうした同志の輪を広げて、また明日から頑張ります・・・感謝!

追伸!

楽しさ満載。。。

ファーマーズマーケット「彩菜みまさか」やパン屋さん、「かぐらカフェ」、家具雑貨の「かぐら」、田舎の役場のようなオープンオフィス、薪ストーブで愉しむ宿泊体験できる小国館、「コラボ食堂」、落語の「彩都 木楽亭」、蕎麦打ち教室、プチ畑など盛りだくさんのくらしの杜」・・・

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