小さな子供さんの入店お断り!に反論の正しさ!

2007.10.5|カテゴリー「伝えたいコト」|投稿者 福井綱吉

ここ最近の美味しいといわれる手打ちの蕎麦屋さんへお邪魔しますと、入口横あたりに『小さな子供さんの入店お断り!』と、書かれているお店が多くあります。そういうお店では、往々にして、蕎麦屋のオヤジは、無愛想で難しい顔をして作業をしています。そして、奥さんはというと、愛想良く客あしらいをされています。奥さんの愛想でお店はもっているのでしょうかね。

「美味い!を売り物にしているのだから、小さな子供にバタバタされたり、ぎゃーぎゃー泣かれてはうるさいし迷惑!」「他のお客さんに迷惑だし、美味いもん食わしたってるんやから静かに食べてもらいたい!」おそらく蕎麦屋のオヤジにしてみれば、そんな気持ちなのでしょう。要するに、自分に迷惑なんです。

昔から商店街や街中でお蕎麦屋さんをするお店の大将は、決してそんなことは間違っても言いませんし、そんな文句など記載もしてありません。小さい子が泣いたり、騒いだりするのはあたり前の事で、町内会あってのお店!お客さんあってのお店!とわきまえていたのです。では商店街や街中の蕎麦屋さんが大いに流行っているのかといえば、むしろ、蕎麦通の口やかましい、脱サラ組の蕎麦屋さんのほうが大いに人気もあって流行っています。

そこで、先日、馴染みの手打ち蕎麦『はやし』さんに行った時に『小さな子供さんの入店お断り!』について聞いてみました。もちろん、その店には、そんな文句は何処にも書かれていませんが。・・・すると、『はやし』さん曰く「小さい頃から蕎麦好きな子供は少ないし、店に入店する子供連れのお客さんを拒否していたら、近い将来、蕎麦好きになってくれるお客さんがいてへんようになってしまう。たまに喜んで美味しく食べてくれる子供さんがいたら、近い将来、必ずうちの応援団になってくれる訳で、こんなうれしいことはない!そんな失礼な事したらあきませんわ!」といわれます。

それを聞いて私は、気持ちがほっとしました。世の中、皆自分ひとりで生きているわけでもないし、自分ひとりの力で商売しているわけでもなく、小さな子は騒ぐのはあたり前。・・・けど、騒ぎすぎる子供を放っておく、とんでもない親も数多くいるのも事実で、親の教育の無さや育ち、育て方の酷さもありますけど・・・・・とはいうものの、やっぱり、『はやし』さんの言う言葉が、まともで的を得た真実な言葉に違いありません。大人は大人らしくあるべき!ということでしょうか!