西区の現場、その後!

2006.8.25|カテゴリー「伝えたいコト」|投稿者 福井綱吉

梅雨と台風の立て続けとなる雨模様の為に、躯体工事を終えた後、一向に作業が進まなかった大阪市西区うつぼ公園近くの建物、HKSTYL(4階建て)がようやく作業を再び開始しはじめました。

長雨と風で、屋根仕事が全く進まず、やきもきしておりましたが、ご覧のように、タテハゼ葺きの棟部分の仕舞いを残すのみとなっております。

4月から、タイムスの駐車場となっていた場所の舗装をめくって、地盤補強工事を施し、基礎工事、躯体工事と進み、今年の12月はじめには完成する運びなのですが、2週間ほどの工程遅れとなっております。

建物内部は、耐火被覆工事もようやく終わり、窓や開口、外壁との防水作業にと移っています。

ところで、変な疑問です。ご覧の建物は都心の防火地域での建物工事ということで、鉄骨にも耐火被覆作業が必要です。当然、火事になれば鉄が熱で曲がってしまうことを防ぐということなのですが・・・・・では、重量木骨で骨太の木材構造であれば、耐火被覆しなくても、表面が仮に焦げても、内部は燃えるようなことはありません。

何故、もっと、せっかく日本国内に大量にある自給自足可能な木材を都市部のビルに使える手立てを国の政策として早く進めないのか?実に不思議でなりません。まだ未だに、利権がらみの体質と政治圧力が蔓延しているのでしょうか?

久しぶりに鉄骨の仕事を致しますと、木材の強靭で燃えにくい特性(一定量の厚みが条件ですが・・・)が脳裏に浮かび・・・そんな気持ちになってしまうのは私だけでしょうか?


右屋上にはキュービクルが載り、屋根のタテハゼ葺きももう少しといったところです。


3階事務所内部です。手前にはエレベーターが既に設置されています。
鉄骨の柱や梁には、耐火被覆が施されています。


4階内部です。天井は一部を除いて勾配天井となります。