安全で、安心で、信頼される家づくり

2005.12.7|カテゴリー「伝えたいコト」|投稿者 福井綱吉

今日、昼過ぎからマンション・ホテル構造計算偽装問題で衆院特別委員会が公開されていました。参考人招致ということで、『悪魔に魂を売った』構造設計士は欠席し、告発した構造設計士さんと民間検査機関2社が各党の議員から質問されていました。

内容的には全くお粗末なもので、各議員が自身のパフォーマンスを見せたいだけの無意味で、無駄な国民の税金を使っただけの委員会でした。偽装原因の追求にもならないもので、マンションやホテル建設に関わらない私にとっては、同じ建築業界とはいいながら、現職の立場に無く発言にも難しいものがありますが、言える事は、もっと、国レベルの高層建築や施設建築、住宅建築に関するわかり易い構造計算方法(例えばコンピューターソフトの統一とか)や耐震性基準、構造基準などを示すことの早急化と実践化だと思います。

そこで、私たち住宅業界に話を置き換えてみますと、住宅の基本はまず、調査による地盤保証できる土地が一番の条件で、次に例えば木造住宅を支えてくれる強固な基礎であること。当然、確かな鉄筋による構造配筋とコンクリートの基準以上の被り厚であること。

KJ WORKSの場合、このベタ基礎の上に、木造軸組在来工法の木の家を構築するのです。もちろん、捻れや加重の他、大地震にも耐えられる為の壁や屋根をパネル化していますので、かなり構造には自信があります。その安心安全の構造を基本に、癒し系の木の家づくりで勝負しているのですから。更に必要以上の厚みの通気用木材を用いて外部壁を柱や壁の外側に左官仕事や大工仕事で仕上げています。

そうすると、当然、原価は高くなりますので、住まい手の方にもその内容を理解いただいてお互い納得の上で予算を組みます。マンションと同じで安い住宅は世の中に一杯ありますし、雑誌や広告、パンフレットでも毎日のように目にすることができますが、その安さには必ず訳があります。良い意味でもですが、往々にして裏を返せば悪い意味が多いと思います。

そこで、住まい手の方々への私のお願いは、一生に一度の棲家をつくるのですから時間をかけてでも納得できる家づくりの勉強をして欲しいと思います。自分たちに似合った確かな安全で安心の家をです。

住まい手の方には、自由に選ぶ権利があるのですから、選んだリスクもあると思うのです。安い家には必ず訳があるのですから、言葉巧みな営業マンの話に惑わされることなく、建物の構造見学から完成見学、入居者の家の見学など経験を踏むことが大事だと思います。

大きな声ではあまり言えませんが、マンションも住宅も今に始まった事ではなく、今回のような問題は過去から常態化しており、その氷山の一角が今、新聞テレビなどにようやく出始めたのではないでしょうか?そういう意味でも、選ぶ側にも安いものには安いなりのリスクが常にあることを承知して欲しいのです。

今回の問題と同様、安くて飛びつきそうな全国展開の住宅には、カリスマなコンサルタントが控えています。