KES工法の木造アパートを横浜で見学しました

2006.3.3|カテゴリー「伝えたいコト」|投稿者 福井綱吉

朝から、設計の山口君と新幹線で横浜へ、途中、友人の柴好弘さんとも合流して、小国杉集成材を用いたKES工法の木造アパート建設の現場見学に出かけました。

前回、同様のKES工法による熊本県菊陽町の3階建マンションを見たのですが、今回の建物は、在来工法でも建築可能なレベルの物件で少し寂しい気持ちではありました。ですが、何れKJ WORKSで実践するの為の勉強ですので、贅沢はいえません。とにかく日々勉強が第1ですから。

今回の見学では、びっくりするほどの内容はなかったのですが、関係者からの挨拶の中で、国産木材集成材を用いたKES工法で、全国の公共建築物に取り組む(株)シェルターの木村一義社長の堂々たる日本の未来を想う迫力あふれる挨拶に、理念の一致を感じて、勇気百倍となりました。

30年そこそこで、次から次へと、親が、子が、孫がと、住宅を造っては壊す繰り返しで、いつまで経っても豊かな生活の出来ない日本の生活者に警笛を鳴らし、日本より所得水準の低いイタリアを始めとするヨーロッパでは、住宅の寿命は100年以上が当たり前で、安易に建替えないことで、住宅に費やすお金が不要な為、家族の暮らしや旅行、食事と実にリッチな生活をエンジョイしていると訴えられました。

そして、日本の山の木で、街にCO2を固定する森(木造の家や木造のビルディング)をどんどんつくり、地球温暖化ではない、地球高温化防止の為の行動を起こしましょう!と、熱っぽく声高々と挨拶されたのが実に印象的でした。

今回の見学には、熊本県の小国ウッディ協同組合や悠木産業からも多数来られており、一刻も早く、KJ WORKSでも小国杉集成材とKES工法がタイアップした大断面木造施設に取り組みたいものと気持ちを新たにいたしました。

今日見た限りでは、診療所や保育所などが最も、喜ばれる施設のようにも思いましたが、そうした国内の環境問題に想いをはせる施設運営者との出会いを心待ちにしている私であります。


2階から建物内観を写してみました。


KES工法の金物です。梁下は木材がずれ落ちないように支えがついていますから安心です。