家づくりの為、木材をもっと勉強してください!

2005.10.4|カテゴリー「伝えたいコト」|投稿者 福井綱吉

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この記事の木材写真右端の、腐りかけて苔の生えた木材は、ホワイトウッドの柱です。これは、屋外で放置して3年目の姿で、記事の通り、4年目の現在(2005年6月)では、朽ち果てて原形を留めない状態です。別の話ですが、沖縄県石垣市で設計事務所を営む私の友人は、このホワイトウッドの木材片を段ボール箱に入れて、前の晩から外部に放置したところ、朝になるとダンボール箱の形はあるものの、触ると、中身ごと全て粉々に無くなっていたそうです。イエシロアリが大好きな好物であるホワイトウッドとそのダンボール紙を内側から一晩で食べ尽くしたのです。

ホワイトウッドそのものは、使い方によっては、実用的できれいな木材なのですが、この木材を住宅の構造材に使うということは、私には、とても信じられません。ところが、名のある大手住宅メーカー各社は、そうした説明をしないまま、堂々と毎年、何千棟?何万棟以上もの数の「木の家」と称して建て続けているのです。しかも、3年ほど前に、その話が出回った折には、名前だけを「スプルース」と変えて未だ、木の家のトップメーカーと称してつくり続けている有様なのです。それに追随して、廉価型フランチャイズメーカーが追い討ちをかけるように続いています。しかも集成材だから丈夫とうそぶいてです。北欧のパイン材は、強度が弱く、無垢材では使い物にならず、集成材にしている事も知りながらです。

今、アスベスト問題で騒いでいますが、10年後には、この木材によって、腐りが生じ、きっかけが、地震か増改築になるかはわかりませんが、大変な責任問題が発生して、倒壊による人身事故が多発するのは明らかです。本当に怖い話ですが、冗談ではないのです。

それを防ごうとすれば、この木材をラップ状態(サランラップで包む)にして、水の染み込まない無呼吸にするしかありません。

えっ!レッドパインなら大丈夫?大した変わりはありません。これは脅しではなく、10年後の日本で騒がれる新聞紙上のトップ記事になると思います。だから私たちKJ WORKSは、決して、構造材に限らず、隠れた壁や屋根裏などには、国産の杉や檜を使うことを心がけているのです。