漆器作家の林源太さんが来館されました!

2005.11.14|カテゴリー「伝えたいコト」|投稿者 福井綱吉


今月の2日にお邪魔した「桜の庄兵衛ギャラリー」で知り合った漆器作家の林源太さんが「木想館」を訪ねてくれました。

近い将来、「木想館」でも漆器展を開いてもらったり、『Furniture Studio かぐら』で、委託販売をして見ようかと考えていたものですから、「木想館」を説明するのにもってこいのタイミングでした。

林さん、内部を説明する前に物好きというか、木材好きな人は皆そうなんですが、既に、裏の木材倉庫に出没し、自分の好きな木材を見ておられたのです。そして、施設の説明の途中に、木材倉庫内にある「カツラ」材を指差し、「分けて欲しい!」って仰るのです。
積み上げた他の材を退けて、カツラ材を検品の後、無節の材を2本購入してもらいました。

知る人ぞ知ることなのですが、今頃、何処にもカツラ材の板はほとんど見当たらず、あってもとんでもない価格を提示され、中々購入できる代物ではありません。そうしたことを私自身は知っていますが、だからといって残しておいても、建築屋としては、無意味な訳で、欲しい人がおられれば、ある間に譲ってあげるのが親切と心得え、お安くお渡しすることに致しました。素人の人には原板を譲るのは木材の癖などトラブル可能性もあってお断りするのですが、木材知識のある人には、実に安心なことなのです。

こうしたご縁で、日本の伝統である漆器道具を「木想館」で扱うこともできて、またひとつ、「木想家」という木の家づくりに欠かせない暮らしの道具が揃いそうです。

ご覧の写真で説明しますと、この場所は『Furniture Studio かぐら』にあるホームバーキッチンです。水栓カランとステンレスシンクの取付けられた天板(電話がおいてある)がカツラ材です。因みに、右端手前は栗、コーナーがウォールナット(胡桃)、正面奥がイチョウ(銀杏)、左端はウォールナット(胡桃)で、左のベースユニットや吊り棚の扉はナラ材です。