個人商店から会社になること

2005.6.20|カテゴリー「伝えたいコト」|投稿者 福井綱吉


8月中旬の彩都「暮らしのギャラリー木想館」に本社移転をすることで、KJ WORKSには今まで訴えられなかった実際の建物による「木の家づくり」の説明や、実際に彩都にお住まいの建物の紹介、提携する各地の木材の構造や造作材の説明、多くの現物サンプルでの紹介、憧れの座り心地の良い椅子や使いやすいテーブルやキッチン、癒しの小物などの紹介ができます。また、日ごとに変わりゆく木や左官素材や和紙、漆喰などのことも伝えられるし、スタッフとしても盛りだくさんの素材に興味ももてるし現実に覚えられます。こうした多くの楽しみや仕事のやりがいも数多く出てくると思います。

写真に写る無垢の床材はシロトチ、ヤマザクラ、ウダイカンバ、カツラ、セン、タモ、クリなど色々で、使い方によっては実に素敵で楽しいものです。岩手で見つけたこの床材は、倉庫の奥に眠っていた代物で、既に腐っているものやカビの生えたものなど様々でした。その床材を再度、削り直して使える板だけを、ばらばらの数量で約120坪、彩都「暮らしのギャラリー木想館」に持ち込んで、今日から乱尺張りで貼り始めました。材種や寸法もバラバラですから、この現場を預かる管理者もさることながら、谷山大工棟梁の腕(センス)次第で抜群に綺麗にもなれば、お粗末な中途半端な床にもなるのです。

同様に、今までのKJ WORKSは何か問題が起こっても私が即座に対応すればそれで事足りた事がその多くでした。ところが、会社の器が大きくなり、組織として、其々の幹部スタッフが其々のスタッフの良い力を出させて、監督、管理した切り盛りをしなければ、今までのKJ WORKS以下の状態として住い手の方々からがっかりされる結果となりかねません。がっかりというのは信用の失墜です。一度、失墜した信用は中々取り戻せるものではなく、失墜はご法度?です。

彩都に持ち込んだ数多くの種類の床材を見ていて、スタッフもさまざまな個性を持ち、様々なサイクルで動き、聞く耳を持つ人、聞く耳を持つふりをする人、聞く耳を持たない人?先手を打って行動する人、自分のリズムで動く人(マイペースの人)色々です。こうしたスタッフから如何に其々の個性や持ち合わせるその人なりの力を引き出させるかが、今後のKJ WORKSの代表としての腕の見せどころであり、幹部の発揮できる力であると!

なにやら今日はひしひしと岩手の床材が私に耳打ちしているように思えました。
こうした感触は長年の私の勘では、間違いなく夢でいう『正夢』です!
その『正夢』?に沿って、これから行動してみようと思います。