建売住宅って本当にいい加減な家が多いんです

2005.4.1|カテゴリー「伝えたいコト」|投稿者 福井綱吉


まともな建売住宅も世の中には多少はあるのかもしれませんが、妻の実家のお風呂を解体してビックリしました。築30年ほどで、間取の悪さはさておいて・・・・・

しばらく前から、お風呂のお湯が勝手に減ってしまうし、お風呂に入っているとボコボコした音がするし、外壁のリシン吹付け内部にはミミズ腫れのようなシミが至る所にあると母に聞いていましたので、早速見に行ったところ、外部には無数のミミズ腫れがあり、叩くと、ボロボロ壁の表面が崩れます。建売でもましなほうで、お風呂周りはブロックが積んである感じでした。お湯を張ってしばらくすると、お湯が減り続けます。

ステンレス浴槽で、腰辺りまでがタイル張り、その上の壁や天井は吹付け仕上げというごく一般的な昔のお風呂です。良く調べると、洗い場の給水や給湯の壁の中へも水が漏れているような感じもします。このままでは火を扱うし危なく、床下も水浸しな気がするから、ユニットバスに取り替えようという結論になりました。

解体後も少しは乾燥期間もいるからと思い、本日朝から解体を始めました。大工さんには、「こんな小さなお風呂やったら、昼ぐらいで解体は終わる?」って聞くと「いやあ!結構夕方までかかるんと違うかなあ!」との返答です。

結果、天井はそのままで四方の壁と床下のハツリと、たいした解体では無かったはずなのですが、あけてビックリ、床下には瓦やがれきの廃材やドロなどがジャジャ漏れの水と混じって、粘土状態で床は中々掘れません。壁にはブロックを使っていたのでシロアリはその部分にはいませんでしたが、おそらく見えない周囲ではその餌場になっているような感じです。

ブロックも隅の繋ぎ目は適当に割っただけの隙間だらけで、まるで素人仕事。水浸しのヘドロ状態の床下の残材をようやく取り除いて4時間経った状態が写真の通りです。どぶ臭い匂いがまだ残っており、こんな仕事でお金がもらえた時代って良かったのか悪かったのか?真面目な人にはとてもできない芸当です。

注文住宅と違い、建売というのは出来上がってしまえば外からは何もわかりませんので、「家って何で同じ大きさでもこんなに価格の開きがあるの?」という疑問を持たれる消費者の皆さんには、お風呂だけでもこんなにいい加減・・・家全体を考えたら「そりゃあ価格の開きはあって当然ですよ!」と少しは言いたくなるほどの今回のお粗末な話でした。