個人情報保護法の開始です!

2005.4.4|カテゴリー「伝えたいコト」|投稿者 福井綱吉

4月1日から個人情報保護法に対応する対応が必要となりました。社会全般に及ぼす大きな問題です。

例えばスーパーやコンビニ、書店など盗難対策の為に隠しカメラをこそっと?設置していたのに、4月1日以降はその場所が何処に、何台あるのかわかるようにしておけっていうんです。要するに店の入口付近に来場者へわかるように監視カメラの設置位置を看板か何かに記載しておけって言う訳です。

お店の盗難防止用に取り付けたはずの監視カメラが、泥棒のプライバシー保護?に役立つようにする事となるのです。何の為の隠しカメラ?例えば今まで5台で足りた隠しカメラが20台以上必要になるなど、お店にとっては実に厄介な法律となりそうです。一体誰の為のプライバシー保護?って思いたくなります。

どんな法律でも慣れて仕舞えば何事も無かったかのようになるもの!?かも知れませんが、世の中の人皆が文字や言葉、法律に強く、機械的な対応や応用の利く人たちばかりではないのですから当面、混乱の続く時代となりそうです。

こうした問題は、私たち木の家づくりをする工務店にとっても実に厄介で、お客さんとの間に妙なシラケを感じさせる問題にもなりかねません。

・家づくりの為の設計カードを記入して頂くのに、その用途や意図を書面にして承諾してもらう。
・お住まいの写真を撮る場合は、事前に書面で承諾してもらう。
・敷地の地盤調査する場合は、その為の内容説明と用途を書面で承諾をもらう。
・設計契約や請負契約についても、お施主さんの個人情報の意図を書面に明記し承諾をもらう。
・会場としてお借りした家での見学会の場合は、すべての来場者のチェックが必要となる。
・アンケートを記入していただくには、その用途を明確にする為に承諾をしてもらう必要がある。
・などなど・・・・・

文字で書けば当り前で常識な問題なのですが、提示しサインを頂くタイミングを逃すと、中々しらける問題です。人と人のふれあいとかお互いの信頼関係がだんだん薄れてゆくような気がしてなりません。

・・・ですが、全てが厄介な話ばかりではありません。完成見学会場としてお借りしたお客さんに対しては、プライバシー保護の為、来場者の方に撮影を断る理由付けになりますし、来場される方がどんな方かも把握できるようにもなって安心でもあります。

ただ、なんでもかんでも書類にサインして事前承諾を得れば問題無し?っというような妙に厄介でよそよそしい気薄な世の中になるような・・・そんな気持ちになるのは私だけでしょうか?
人間関係がモットーの木の家づくりに、妙な心配ネタがひとつ加わったようなこの頃です。