希望の土地には希望の面積と金額が合わない!

2005.4.17|カテゴリー「伝えたいコト」|投稿者 福井綱吉


川西にある、住まいの離れにできた「ギャラリーHANARE」の喫茶室でSさんと敷地と家づくりの打合せをしました。

Sさんは豊中市内で生まれ育ち、友人もその地域に今も多くおられるそうです。環境の良い北摂に土地はお持ちなのですが、交通の便も良く幼友達が住むその地域にどうしても住みたいとここ4年来土地を探しておられるのです。

豊中市内では100坪ぐらいか80坪強の売り土地が最近多く出ていますが、現状の土地を仲介業者によって売りに出すと相当高額になって中々買える人はいません。仮に買う気のある人でも建物まで考えると価格を下げてほしくなるのが一般的です。そうすると売主も不動産業者もあまり利益が良くなく、おのずと不動産業者によって100坪なら3区画に、80坪なら40坪に分筆され、建築条件付の土地として売り出されてしまいます。

売主や不動産業者からすれば100坪の現状売りや2分割(50坪2区画)での買い手の少ない状態より、3分割にして有利な坪単価の売れ筋の建築条件土地として販売してしまいます。こうした方法は、土地建物合計の予算が割安となって30歳代の希望者が非常に多く、売り残りのリスクが少ないものですから・・・・・そう思うとSさんの希望土地はかなり現実的ではないのです。

一見、所有土地のない人からすれば贅沢なのかも知れませんが、ある程度の年齢になると、なまじっか生まれ育った土地の近くに住んでいると、かなえたい想いとなるのだと思います。土地、建物も人それぞれですね。