池田城跡公園で学んだ池田氏を始めとする戦国の国人(こくじん)たち

2005.5.13|カテゴリー「伝えたいコト」|投稿者 福井綱吉


先日、庭木に良く使われる樹木が植物辞典の如く豊富な池田城跡公園に行ってきました。親切にどの樹木や下草にも名前がつけられ、この手の樹木の名前にうとい私でも本当に勉強になる公園内です。

今、花が咲き誇る樹木からこれからのもの、既に咲き終えた樹木までと様々ですが、どの樹木も若葉が本当に優しく気持ちの良いシーズンとなっています。こんなにも豊富な樹木がある訳は、この池田という地域は、昔から植木屋さんが多くおられ、池田城跡公園を開設するに際し、植木屋さんが多くの樹木を寄贈されたという事を聞くとなるほどとうなづけます。

ところで、この城跡の城主であった池田氏とは、西暦1400年代の後半から1570年ごろの戦国時代に現在の池田市一帯に勢力を誇った武将です。戦国時代の武将といっても戦国大名ではなく、戦国大名の家来だった武将で摂津国(せっつのくに)の国人(こくじん)と呼ばれる一人でした。

写真に写る池田城は本来、大名の城と違い、平屋でわかりやすく言えば、田舎町で良く見かける大屋根の大きな民宿のような外観でした。ところが平成11年に復元されたその城は小さいながらも天守閣のある城にイメージされ、史実に基づいたものではないようです。

話は変わりますが、どの地域の名前でも昔の勢力を持っていた豪族や大名や武将の名前がそのまま地名となっているのですが、ご多分に漏れず、摂津国(地域とすると、現在の大阪府北半分から兵庫県東南部にあたります)も同様です。

その国人の名前と治めていた城を紹介してみます。東から津田氏の津田城(現在の交野市)、真上氏の芥川城(高槻市真上町)、芥川氏の芥川山城(高槻市芥川町)、茨木氏の茨木城(茨木市)、吹田氏の吹田城(吹田市)、池田氏の池田城(池田市)、能勢氏の丸山城(能勢町)、塩川氏の山下城(川西市・能勢電鉄の山下駅界隈)、伊丹氏の伊丹城(伊丹市)、瓦林氏の越水城(西宮市瓦林付近)など他にも国人とその城はありますが、地名に類似していませんので削除します。このようにいつも使っている町の名前が実は戦国大名の家来であったその地域の国人と呼ばれる武将の名前だったのです。人の名前や地名とは面白いものですよね!

そういう私の名前は「福井」と申しまして、大阪府茨木市にも福井という地名や福井高校も有り、また、北陸には福井県や福井市まであって、実に平凡な名前でもあります。

・・・・・が、一応、関が原で敗れ岐阜の山間部に逃れて、その地に居ついた先祖から数え17代目が私なのですから結構古い血統でもあるようです・・・・・! エヘンッ!!!