
池田市I 様
- 住まい手さんの声
- 池田市I 様
開放的な自然素材の空間。
借景を取り入れ心地よく。
「カエデの新緑がこんなに美しいなんて、ここに住んで初めて知りました」と語る奥様。緑だけではない。秋になると紅葉が照り輝き、部屋の中がほんのり赤く染まるそう。
街中とはとても思えない、自然が感じられる住まい。
地内に大きなカエデの木があり、広い公園に面する恵まれたロケーション。
しかしご夫婦が最初にこの土地をみた印象は、「古家付きで高いブロック塀に囲まれ、うっそうと暗いイメージだったんです」。
ここには眺めのいい家ができる、と確信し、完成させたのがこの家です。
2階に設けたLDKにはたっぷりの光が満ち、借景の緑が空間を彩ります。
内装も無垢材の床や漆喰壁など、自然素材をふんだんに使用。
キッチンや収納も木で造作してあり、ナチュラルで端正な表情をたたえている。
さらに「収納物の数やサイズまで伝えた」という綿密な設計で、片付けもスムーズに。
すっきりした空間は素材や借景の美しさをより際立たせます。
視線が窓から外へ抜けるリビングは、見上げると高く伸びる勾配天井。
仕事で多忙な旦那様は「帰宅して床に寝転がり、天井を見るとほんとにリラックスできます」と言う。
壁面に本棚のある階段は子どもたちのお気に入りのスペース。
族みんながのびやかに暮らせる、心地よい住まいができ上がりました。
『住まいの設計』(扶桑社) 掲載