庭に面して角度をつけながら連なる和室とリビング、ダイニング。移動するにつれて空間の表情が変わり、庭の景色も様々に変化します。吹き抜けで2階とつながる空間は開放感も存分に感じさせつつ、ほどよい距離感がそれぞれの「居場所」の心地よさを生みだしています。変形の間取りは敷地を生かしただけではなく、ご夫妻の思いをつづった家づくりノートをベースとしています。「つながっているけれど、隠れる場所もある」「居間は開放的、食事の場所は落ち着いた雰囲気に」など、書き込まれた数々の要望を満たしながら設計しました。防音を希望していたピアノ室は、音の問題に配慮しながらリビングと緩やかにつながる部屋をご提案。「圧迫感がなくてよかった」とご満足いただいています。
もちろん、家事動線や収納もきちんと考えました。家の裏に設けた物干し用の広いデッキは、洗濯機からそこまでまっすぐな動線とし、パントリーや掃除機も出し入れしやすい収納も組み込んでいます。6年間暮らして「プランのよさを実感しています」と奥様にご満足頂いております。
グランドピアノと薪ストーブのある木の家(吹田市)

他の事例を見る
2019.11.17
眺望抜群の木の家(宝塚市)
2017.11.29
太陽で床暖房する木の家(京都市)
2017.7.19
キッチンに家族が集う木の家(茨木市)
2017.7.19
自然いっぱいの大空間の木の家(岡山県津山市)
2017.7.19